【雑学】スペイン語の発音に関して他に注意するべき点

スペイン語の発音に関して他に注意するべき点

(1)母音の u について 母音は a, e, i, o, u の 5 つで、日本語とほぼ同じです、しかし母音の u に関しては日本語のウの 音よりも強く、「チュー」の唇の形で「ウ」と発音するとそれらしく聞こえるようです。

(2)ce, ci 誰もが知っているスペイン語の”ありがとう”に当たる表現、gracias という発音ですが、この ci ですが、スペインのほぼ全域では、英語のthの音と一緒で舌を噛んだ「サ行」で発音しますが、 中南米全域とアンダルシア地方では、s の音と一緒で普通の「サ行」の音になります。

(3)f f は英語と同様に、下唇を噛みます。

(4)h スペイン語の h は発音しません。例えば hijo は h を無視して、ijo と発音です。

(5)j j はハ行の音ですが、痰を掃くときに「ハー、ペッ」とやるときのハの音です。

(6)ll のこの発音は国、個人差があります。ジャ行で発音するのが一般的な様な気 がします。中には、「ヤ行」で発音する人や、「リャ行」で発音する人もいます。 アルゼンチンのブエノスアイレスを含む多くの地域では、ll を「シャ行」で発音する人たちがるようです。

(7)Ñ ñ はニャ行の音。

(8)r, rr 単語の最初にくるr(例radio)と、rが二つくる場合(例carro)は巻き舌のラ行の音になります。 さらに、l,n,s の後に r がくる場合も、この巻き舌音になります。

(9)v f は英語と同じように下唇を噛むのに、そして v は b と同じく「バ行」の発音になります。

(10)x xは ks と発音します。 スペイン語では、音節の最後にくると弱まったり、ほとんど発音されない場合も見られます。 x は子音の前で s の音になります。

(11)d は Madrid を日本語で はマドリッドと呼ばれていますが、実際のスペイン語では Madrí みたいな発音です。あえてカタ カナで書くと「マドリッ」のように聞こえます。

(10)z (2)の ce, ci と同じ。スペインの場合、z は英語の th の音と同じく、舌を噛んだサ行の音。 中南米は、普通の「サ行」でOKです。

関連商品

NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで

新品価格
¥3,564から
(2019/5/27 20:33時点)



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする